092-522-7004
受付時間 9:00 ~ 17:00 (土日祝除く)

主な支援実績

※FA方式によるものを除いています

  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ⑯介護施設
    サービス付高齢者向け住宅を運営している法人。医療法人の理事長がオーナーであったが、後継者不在及び本業に集中する為、施設の売却を決断。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    介護事業
  • 規模(売上高)
    数千万円
  • 目 的
    後継者(社)探し
  • M&Aのメリット
    ●赤字による資金流出を止めることができた。
    ●雇用が維持できた。
    ●代表者による資金投入が続いていたが、これを食い止め、かつ債権放棄をすることができた(相続財産から切り離すことができた)。
    ●施設の利用者及び職員の管理から開放された。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    介護系事業者
  • 規模(売上高)
  • 目 的
    他拠点での介護事業の展開
  • M&Aのメリット
    ●介護事業の運営のノウハウを生かした事業の再建
    ●近隣拠点の獲得
サポート履歴
  • 2022年6月
    アドバイザリー契約
  • 2024年1月
    基本合意契約
  • 2024年2月
    最終合意契約に向けた継続協議
  • 2024年3月
    株式譲渡によりクロージング
ポイント
●インターネット活用したマッチングを複数件実施したが、買い手側の姿勢が悪く、①M&Aの投資をタナボタと考えている意向が感じられたり、②投資額1円と決めつけて先に預金口座・入金口座を管理しようとする詐欺まがいの候補先なども現れたりした。
●最終的には人伝いで紹介いただいた先とマッチングを行うことになったが、評価は厳しいものであった。
●施設運営事業(医療・介護)の場合、譲受候補先と譲渡側職員との面談の場面で緊張が走るが、株式譲渡にもかかわらず、譲渡前の「全員面接」を要求する買い手側(M&Aに不慣れ)の意向に妥協すると、譲渡側職員について全員一斉退職等の混乱も発生しかねないので、非常に注意しなければならない。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ⑮医業
    (無床クリニック)
    医療法人。
    院長の体調悪化により休診。後継者不在であったことから、医院施設の利用者探しの相談を受けた。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    医業(無床診療所)
  • 規模(売上高)
    数千万円
  • 目 的
    医院施設の利用者探し
  • M&Aのメリット
    ●持分譲渡の対価を得られた。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    サービス業(美容院)
  • 規模(売上高)
  • 目 的
    美容院の新設
  • M&Aのメリット
    ●医療法人をグループに持つことができた。
    ●オーナーチェンジ後、速やかに美容院運営を行うことができた。
サポート履歴
  • 2021年12月
    アドバイザリー契約
  • 2023年11月
    基本合意契約
  • 2023年11月
    最終合意契約に向けた継続協議
  • 2023年11月
    社員交代+出資持分譲渡によりクロージング
ポイント

医療法人格の譲受けを希望されるケースは以下の通りです。
なお、当社では当該取引は推奨していません。

  1. 介護系の事業者が運営する複数の有料老人ホーム等の各施設の中間地点周辺に医療法人を開設し各施設に対して訪問診療を実施することで、グループ全体の収入の幅を広げるケース。
    →医療と介護のシナジーを創造する手法。
  2. 個人医院で開業しているドクターが、M&Aにより医療法人での運営に移行するケース。
    →医療法人化は煩雑な行政手続きが必要な上、現在は、出資持分なしの医療法人しか設立できません。しかし、M&Aにより出資持分ありの医療法人を取得する事ができますのでこちらを望まれるケースがあります。
  3. 大学医学部の同門生が全国に点在しているが、あるドクターのクリニックを医療法人化することで、全国の同志と連携することで支店展開を目指すケース。
    →個人事業形態とは異なり、医療法人ではいわゆるホールディングカンパニーのような組織を構築し、全国に拠点を置くことが可能です。
  4. 全国に多店舗展開している美容院が新規に出店する際に、既存の医療法人の分院先とせずに、医療法人単体の施設とすることで、独立採算制の形を取るケース。
    →県ごとに異なる行政手続きについて、全体が影響を受けにくい体制を作ることができるメリットもあります。
  5. 医療法人のいわゆる雇われ院長が独立開業せずに、勤務先の承諾を得て別途個人で医療法人を譲り受けることで、いわゆる財布の異なる法人主体を保有し、当該法人で在宅専門診療所などを開設し知人医師に運営してもらうケース。
    →雇われ院長でありながら、あらかじめ知人医師に在宅医療を立ち上げてもらう手法。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ⑭ 税理士事務所
    (個人)
    後継者不在。所⻑先⽣は⾼齢であり、従業員に税理⼠はいたものの、経営の安定した税理⼠法人に事業譲渡することで,顧客の引き継ぎと従業員3名の雇用を維持する目的で当社への依頼を決断。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    税理士事務所(個人)
  • 規模(売上高)
    数千万円
  • 目 的
    後継者(社)探し
  • M&Aのメリット
    ●顧問先を継続することができた。
    ●雇用が維持できた。
    ●職員の⼠気も⾼まり、所⻑先⽣も安⼼して勇退できる時期が決まった。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    税理士法人(法人)
  • 規模(売上高)
    数億円
  • 目 的
    勤務税理⼠とベテランスタッフの確保、新規顧問先の獲得
  • M&Aのメリット
    ●顧問先の獲得による、事業規模の拡大。
    ●勤務税理⼠を1名確保でき、支店の顧客対応力が向上。
サポート履歴
  • 2022年
    弊社担当スタッフによるアプローチ後、初回面談
  • 2022
    アドバイザリー契約
  • 2023年2月
    買い手候補先とトップ面談
  • 2023年6月
    事業譲渡によりクロージング
ポイント
●所長先生の年齢及び健康状態を考えると、早めの事業譲渡が望まれる状態であった。
●本件は複数の買い手候補先とトップ面談を実施し期間を要したが、最終的にはM&Aの経験のある税理⼠法人に引き継がれる事になり、納得できる譲渡対価も得る事ができた。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ⑬ 税理士事務所
    (個人)
    後継者不在。所長先生は50歳台であり、まだまだ働ける状況にあるが、娘の進学に合わせて生活拠点の移転と税理士法人の支店となることを決断。
    100件以上の顧問先があり、いまの顧客を引き継いでもらえる譲受先を探しており、弊社に相談。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    税理士事務所(個人)
  • 規模(売上高)
    数千万円
  • 目 的
    生活拠点の変更に伴う個人事務所の支店化
  • M&Aのメリット
    ●顧問先を継続することができた。
    ●税理士業務を離れてコンサル業務等に集中できるようになった。
    ●職員の士気も高まり、所長先生も安心して勇退できる時期が決まった。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    税理士法人(法人)
  • 規模(売上高)
    数億円
  • 目 的
    支店開設・新規顧問先の獲得
  • M&Aのメリット
    ●新規支店の開設により、事業規模を拡大。
    ●新規顧客を獲得することができた。
    ●地域に根づいた税理士をパートナーとして、さらなる成長に期待がもてるようになった。
サポート履歴
  • 2021年9月
    弊社担当スタッフによるアプローチ後、初回面談
  • 2021年12月
    アドバイザリー契約
  • 2022年4月
    買い手候補先とトップ面談(ZOOMにて)
  • 2022年7月
    事業譲渡によりクロージング
ポイント
●所長先生が50歳代と年齢的にはまだまだ働ける状況であったため、税理士法人によるバックァップ体制が取られることで、譲渡側は顧客サービスの向上、譲受側は拠点獲得とWIN=WINの関係を構築することができた。
●譲受側は過去において顧客の譲受けの経験はあったものの、正式にM&Aの枠組みで事業を譲り受けることとなり、良い経験となった。
●事業承継引き継ぎ補助金の交付を受けることができた。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ⑫ 医業
    (有床診療所)
    医療法人。
    院長が高齢であり、診療継続も極めて困難な状況であった。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    医業(有床診療所)
  • 規模(売上高)
    5千万円
  • 目 的
    後継者探し
  • M&Aのメリット
    ●持分譲渡の対価を得られた。
    ●病床を評価し、医療法人の引き継ぎを行うことができた
    ●毎期赤字であったため資金の流出を食い止めることができた。
    ●法人理事を譲受け法人グループで雇用していただくことととなった。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    医療法人(有床診療所)
  • 規模(売上高)
    数億円
  • 目 的
    同一二次医療圏内での病床の引き継ぎ
  • M&Aのメリット
    ●有床診療所の病床の引き継ぎ
サポート履歴
  • 2022年2月
    アドバイザリー契約
  • 2022年3月
    基本合意契約
  • 2022年3月
    最終合意契約に向けた継続協議
  • 2022年3月
    社員交代+出資持分譲渡によりクロージング
ポイント
【経験豊富なアドバイザーへ相談したことで    
条件交渉がスムーズに】
●本件は、初期相談からクロージングまで50日を切る超スピード契約となりました。
●同一二次医療圏内の医療法人同士で旧知の関係性もありましたが、この関係だからこそお互いの考えを表に出しにくいこともあります。
●アドバイザーの経験値に基づく落とし所の提案をベースに、最終的には双方納得のいく協議ができました。
【行政手続きも万全に】
●医療法人を引き受けるといっても手法は様々です(合併・事業譲渡(開設者の変更)、社員の交代+出資持分譲渡、分割等)それぞれの特徴とリスクを初回面談時に十分説明できたこともスピード決着の要因となりました。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ⑪ 医業
    (有床診療所)
    医療法人。
    院長が高齢であり、診療継続が困難になってきた。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    医業(有床診療所)
    医療法人の分院先
  • 規模(売上高)
    7千万円
  • 目 的
    後継者探し
  • M&Aのメリット
    ●持分譲渡の対価を得られた。
    ●療所施設の利用者が現れ、不動産も売却できた。
    ●毎期赤字であったため資金の流出を食い止めることができた。
    ●不動産の管理や固定資産税の負担からも開放された。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    社会福祉法人グループ
  • 規模(売上高)
    数百億円
  • 目 的
    対象法人地域での介護事業の拡大
  • M&Aのメリット
    ●有床診療所施設を取得後、介護施設として利用することで、既存施設地域での事業拡大を図る。
サポート履歴
  • 2019年2月
    アドバイザリー契約
  • 2019年中
    開業候補医や近隣の病院へ打診
  • 2020年11月
    介護系事業者が関心を示す
  • 2020年12月
    社員交代+出資持分譲渡によりクロージング
ポイント
【人口減少地域(郡部)における
有床診療所への対応】 
●基本の出口戦略(引き継ぎの候補先等)としては、以下の5項目が考えられます。

①開業候補医
②同一二次医療圏内の病院(病床移転又は介護
 医療院として存続)
③介護系事業者
④法人格の譲渡(弊社では推奨していません)
⑤施設を不動産として売買

本件のようなケースでは、候補先探しが極めて困難になることが多いため、あらかじめ「クリニックとしての承継は難しく、不動産売買になる可能性が高い」旨伝えており、その承諾を得ていました。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ⑩ 医業
    (有床診療所)
    医療法人の分院先。
    不採算状態で毎期赤字が発生していた。
    立て直しを試みるも上手く行かず、譲渡を決断。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    医業(有床診療所)
    医療法人の分院先
  • 規模(売上高)
    7千万円
  • 目 的
    後継者探し
  • M&Aのメリット
    ●事業譲渡の対価を得られた。
    ●診療所施設の利用者が現れ、不動産も売却できた。
    ●毎期赤字であったため資金の流出を食い止めることができた。
    ●不動産の管理や固定資産税の負担からも開放された。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    社会福祉法人グループ
  • 規模(売上高)
    数百億円
  • 目 的
    対象法人地域での介護事業の拡大
  • M&Aのメリット
    ●有床診療所施設を取得後、介護施設として利用することで、既存施設地域での事業拡大を図る。
サポート履歴
  • 2019年11月
    アドバイザリー契約
  • 2019年12月
    近隣の病院へ打診するも条件合わず断念
  • 2020年4月
    介護系事業者が関心を示す
  • 2020年6月
    事業譲渡によりクロージング
ポイント
【有床診療所の事業譲渡】
●有床診療所の病床移転は、『(イ)同一の法人が(ロ)同一の二次医療圏内に2つ以上の施設を有する場合』に病床の移転申請が可能となります。
同一法人の形を作るには、①「事業譲渡」と②「合併」の方法があります。
①事業譲渡の方は、行政的には「開設者の変更」であるため、地域医療構想調整会議での審議に諮ることになります。
②合併の場合は、医療審議会での審議に諮ることになります。

病床移転は、税務会計の専門家でも失敗しているケースが散見されます。これは、地域医療構想調整会議を傍聴するなど、「実際に足を使った情報収集」と「手続きに関する入念な準備」を軽視する傾向があると考えられます。

なお、本件については、病床の活用は予定しない取引でした。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ⑨ 医業
    (無床クリニック)
    人口減少地域に所在。
    現在の院長(親族外)が退職して開業するため、後継者探しをすることとなった。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    医業(無床クリニック)
    医療法人
  • 規模(売上高)
    6千万円 
    (引き継ぎ時は休止中)
  • 目 的
    後継者探し
  • M&Aのメリット
    ●持分譲渡の対価を得られた。
    ●診療所施設の購入希望者も現れ、不動産も売却できた。
    ●不動産売却に必要な解体撤去費用の一部が補填でき、悩みの種であった不動産の管理や固定資産税の負担からも開放された。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    医業(無床クリニック)個人
  • 規模(売上高)
  • 目 的
    譲渡当該法人をホールディング法人として考え、同じ理念を持つ出身大学同門の全国の仲間の診療所を分院先としたい。
  • M&Aのメリット
    ●念願の医療法人を取得することができた。
    ●出資持分ありの医療法人を引き継ぐことができた。
サポート履歴
  • 2018年2月
    アドバイザリー契約
  • 2018年中
    介護系事業者などにも打診
  • 2019年12月
    連携する税理士事務所より関心ある旨の回答あり
  • 2020年2月
    社員交代+出資持分譲渡によりクロージング
ポイント
【人口減少地域(郡部)における
無床クリニックへの対応】
●基本の出口戦略(引き継ぎの候補先等)としては、以下5項目が考えられます。

①開業候補医
②近隣医療機関の分院先
③介護系事業者へ施設として譲渡
④法人格の譲渡(弊社では推奨していません)
⑤施設を不動産として売買

本件のようなケースでは、候補先探しが極めて困難になることが多いため、あらかじめ「クリニックとしての承継は難しく、不動産売買になる可能性が高い」旨伝えており、その承諾を得ていました。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ⑧ 税理士事務所
    (個人)
    後継者不在、所長先生は高齢であり息子夫婦が当該事務所で勤務をしていたが、税理士資格保有者がいない。
    100件以上の顧問先があり、顧問先や従業員の生活を守っていくための方法を探しており、弊社に相談。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    税理士事務所(個人)
  • 規模(売上高)
    数千万円
  • 目 的
    後継者(社)探し
  • M&Aのメリット
    ●顧問先を継続することができた。
    ●雇用が維持できた。
    ●職員の士気も高まり、所長先生も安心して勇退できる時期が決まった。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    税理士法人(法人)
  • 規模(売上高)
    数億円
  • 目 的
    支店開設・新規顧問先の獲得
  • M&Aのメリット
    ●新規支店の開設により、事業規模を拡大。
    ●新規顧客を獲得することができた。
    ●事業譲渡の実績を得ることができた。
サポート履歴
  • 平成×1年4月
    弊社担当スタッフによるアプローチ後、初回面談
  • 平成×1年10月
    アドバイザリー契約
  • 平成×2年4月
    買い手候補先とトップ面談
  • 平成×2年6月
    事業譲渡によりクロージング
ポイント
●息子夫婦が当該事務所で勤務をしていたが、税理士資格保有者がおらず、後継者不在であった。
●所長先生の年齢及び健康状態を考えると、早めの事業譲渡が望まれる状況であった。
●本件は、複数の買い手候補先とトップ面談を実施し時間を要したが、最終的にはM&Aの経験のある税理士法人に引き継がれる事になり、納得できる譲渡対価も得る事ができた。
●譲受側もとび地の支店の中間地点に新規支店の開設ができ業務効率を上げることができた。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ⑦ 医 業
    (病院)
    もともと医療法人への移行に無理があり、法人から理事長への各支払(理事報酬や地代家賃)が多額になっていた。理事報酬については個人事業時の負債の返済のため、不動産賃料については税務上の取り扱いのため。このため赤字経営が続いており、収入についても伸び悩んでいた。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    医業(病院・医療法人)
  • 規模(売上高)
    数億円
  • 目 的
    赤字経営からの脱却
  • M&Aのメリット
    ●資金繰りの不安から解放され、医師本来の業務に集中できるようになった。
    ●雇用が維持できた。
    ●医療機関として従前の病院名のまま存続することができた。
    ●職員の士気も高まり、病床の稼働率も上がった。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    医業(病院グループ)
  • 規模(売上高)
    数百億円
  • 目 的
    経営不振病院の救済
  • M&Aのメリット
    ●近隣地区での活動が拡充できた。
    ●人材を確保することができた。
    ●本部経営のマンネリ打開に寄与した。
サポート履歴
  • 業務受託から3ヶ月でクロージング
    1.共通の知人を介して初回面談
    2.買い手候補先とトップ面談
    3.社員交代によりクロージング
ポイント
●近年、先行き不安を抱えた病院が多くなっている。
●特に、
①病床100床未満
②建物・設備・機器の老朽化
③後継者不在、または継ぐ意志がはっきりしない
④理事長、国立大学出身
⑤理事長の名字イコール病院名で家族的経営

以上のような背景を持つ病院からの相談が増加傾向にあります。人口減小はそのまま患者の減少につながっており、これまでのような家族的経営では、病院経営を安定・長期的に運営することが困難になってきています。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ⑥ 医 業
    (有床診療所)
    医療法人。
    院長の健康状態悪化により近年は赤字が続いていた。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    医業(有床診療所)
  • 規模(売上高)
    数千万円
  • 目 的
    自院の後継者探し
  • M&Aのメリット
    ●赤字による資金流出を止めることができた。
    ●事業関連不動産を処分できた。
    ●譲渡対価を得ることができた。
    ●息子に無理に引き継がせずに済んだ。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    医業(病院)
  • 規模(売上高)
    数億円
  • 目 的
    分院先の確保・病床獲得
  • M&Aのメリット
    ●既存病院の同一 二次医療圏内で分院先を確保できた。
    ●有床診療所であったため、将来的には病床移転も検討できる。
    ●譲渡法人の繰越欠損金を合併時に引き継ぐことができるため、税金上のメリットを得ることができる。
サポート履歴
  • 業務受託から8ヶ月でクロージング
    1.共通の知人を介して初回面談
    2.買い手候補先とトップ面談
    3.出資持分譲渡+社員交代によりクロージング
ポイント
●院長の健康状態が良くなく、近年は赤字が続いていた。
●赤字が続くようであれば、閉院も検討しなければならないが、その前に施設利用者・法人の引き継ぎなど、後継者探しに踏み切った。
●有床診療所をすぐに引き継ごうと思う開業医はほとんどおらず、候補先の発掘には時間を要した。
●最終的には同一 二次医療圏内の病院が引き受けることとなった。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ⑤ 建設業
    知人へ相談するも具体的にならず、弊社への相談となった
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    建設業
  • 規模(売上高)
    1~2億円
  • 目 的
    後継者不在による事業売却
  • M&Aのメリット
    ●事業規模、業歴等安定した会社に引き継ぐことができた。
    ●雇用を継続することができた。
    ●下請先の取引を継続することができた。
    ●賃貸マンションその他の不動産の処分もでき、一度に多くの問題が解決できた。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    建設業
  • 規模(売上高)
    数十億円
  • 目 的
    周辺事業の顧客・人材・技術の獲得
  • M&Aのメリット
    ●既存事業の周辺事業を譲り受けることにより、業務の幅が広がった。
    ●能力のある人材を獲得することができた。
    ●元請先を下請先として使っており、譲渡法人は譲受法人の立場が逆転した。
サポート履歴
  • 平成×1年6月
    共通の知人を介して初回面談
  • 平成×1年10月
    買い手候補先とトップ面談
  • 平成×2年3月
    株式譲渡によりクロージング
ポイント
●長男、長女とも家業を継がず、全く別の分野の業種に関わっていた。
●後継者不在であり、近年は気力・体力とも下降気味であったため譲渡を決断していた。
●分散した保有株式の処理に問題を抱えていたが、M&A実行時及びM&A実行後もこれらの問題を無事解決し円滑な事業引継が行われた。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ④ 介護事業
    医療機器販売業者が新規事業として介護事業を開始。
    しかし、当初の計画通り利用者が伸びず、資金の流出が続いたため、譲渡を決断。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    医療機器販売業
  • 規模(売上高)
  • 目 的
    業績不振事業の売却
  • M&Aのメリット
    ●投資したばかりの設備等を解体処分せずに済んだ。
    ●敷金が戻ってきた。リース債務を引き受けたもらうことができた。備品等を売却処分できた。
    ●賃貸借契約の早期解除に伴う違約金が減免された。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    介護系事業者
  • 規模(売上高)
  • 目 的
    移転先の確保
  • M&Aのメリット
    ●既存事業の移転先を探していたところ、近隣の案件を引き受けることができた。
    ●初期投資を低く押さえることができた。
    ●追加融資を受けることができた。
サポート履歴
  • 平成×1年2月
    共通の知人を介して初回面談
  • 平成×1年4月
    買い手候補先とトップ面談
  • 平成×1年8月
    事業譲渡によりクロージング
ポイント
●不採算事業の撤退事案。飲食店等の店舗型の場合、早期に候補先が現れてこないと、資金流出が続くため6ヶ月程度で閉鎖を余儀なくされることが多い。本件では、運良く同業者が候補先として現れたため、双方にとって非常にメリットの大きい事案となった。
●紹介した税理士が譲受側の融資に親身に相談にのったため、税務顧問として新規に関与することとなった。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ③ 印刷業
    (勇退型)
    安定した受注先を確保しており、業績は堅調。後継者不在のため廃業の前に譲渡の相談を受けた。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    印刷業
  • 規模(売上高)
    1億円
  • 目 的
    後継者(社)探し
  • M&Aのメリット
    ●個人所有の不動産も同時に売却できた。
    ●次の設備投資が不要になった。
    ●従業員の雇用の継続もはかることができた。
    ●下請先との取引も継続することができた。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    印刷業
  • 規模(売上高)
    数十億円
  • 目 的
    商圏および取引先の獲得
  • M&Aのメリット
    ●優良な顧客を引き継ぐことができた。
    ●入札参加等の商的機会の拡大がはかられた。
    ●M&Aの仕方がわかった。
サポート履歴
  • 業務受託から11ヶ月でクロージング
    1.共通の知人を介して初回面談
    2.買い手候補先とトップ面談
    3.株式譲渡によりクロージング
ポイント
●土壌汚染、不動産境界など後日問題が発覚した場合にトラブルとなりやすい項目を譲渡の相談時から問題点として対策を協議していた。
●譲渡側は、入札方式により、複数社からの意向表明を受けることができた。これにより、自らの意思で譲渡先を選ぶことができたため、非常に満足のいくM&Aとなった。
●譲受側は、安定した業績の法人を納得できる対価で引き受けることができた。偶発債務等の懸念事項についても事前に十分協議できた。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ② 医 業
    (無床クリニック)
    医療法人。
    閉院に伴い休止届を提出済みであったが、医院の利用者探しの相談を受けた。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    医業(無床診療所)
  • 規模(売上高)
    数千万円
  • 目 的
    自院の利用者探し
  • M&Aのメリット
    ●法人の解散手続きが不要となった。
    ●想定外の譲渡の対価を得られた。
    ●多額の院長借入金勘定(相続財産)を精算できた。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    介護系事業者
  • 規模(売上高)
  • 目 的
    医療法人の運営
  • M&Aのメリット
    ●本店移転、商号変更を行った。
    ●医療法人をグループに持つことができた。
    ●オーナーチェンジ後、速やかに医院運営を行うことができた。
サポート履歴
  • 業務受託から5ヶ月でクロージング
    1.共通の知人を介して初回面談
    2.買い手候補先とトップ面談
    3.出資持分譲渡+社員交代によりクロージング
ポイント
●無床診療所の施設の利用者探しを行っていたが、最終的には介護系の事業所が引き継ぎを行った。
●譲渡側は、出資持分の譲渡代金につき思わぬ収入を得ることができた。
●譲受側は、医療法人をグループに持つことができた。
  ※なお、弊社では医療法人格のみの承継は推奨していません。
  • NO./ 業種
    ご相談時の概要
  • ① 印刷業
    (経営破綻型)
    業績不振。資金繰りが逼迫しており、経営破綻状態であった。
譲渡法人(売り手)
  • 業 種
    印刷業
  • 規模(売上高)
    1~2億円
  • 目 的
    顧客・従業員の引き継ぎ
  • M&Aのメリット
    ●経営破綻の場合でも、弁護士との連携で「負債の整理」と「事業の譲り渡し」を同時に進めることが可能になる。
    ●長男が後継者であったが、連帯保証をしておらず、譲渡後も責任者として継続勤務できた。
    ●未払賃金立替払い制度が活用できた。
譲受法人(買い手)
  • 業 種
    印刷業
  • 規模(売上高)
    数千万円
  • 目 的
    親しい同業者の支援
  • M&Aのメリット
    ●公的取引先の獲得
    ●稀少印刷機器の取得
    ●技術者の獲得
サポート履歴
  • 平成×1年8月
    共通の知人を介して初回面談
  • 平成×1年9月
    買い手候補先とトップ面談
  • 平成×1年10月
    事業譲渡によりクロージング
ポイント
●当事者は、同業者組合の同一地区の顔見知りで二十数年来の付き合いがあった。
●多額の負債を抱えた状態で経営は末期状態であったが、譲渡側法人の手元資金で経営破綻処理を弁護士へ依頼。最終月の賃金は未払となったが、後日、公的制度による給付と不足する額については譲受人から支払が行われた。
●一人で長期間悩みを抱え込まずに、早期に外部の専門家に相談すべき事例の一つとなった。